就労移行支援をネットで検索している方の中には、「ココルポート」のことをもっと知りたいと思っている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、福祉業界で20年近く、就労移行支援では10年近く働いていたメガネ君がココルポートの評判から実態まで徹底解説します。
ココルポートの就労移行支援を利用しようと考えている方に有意義な情報がお届けできれば幸いです。
ココルポートの評判
早速ではありますが、ココルポートの評判を紹介したいと思います。
就労移行支援で働く支援者界隈からの評判。利用していた方の評判を良い評判・悪い評判も全部紹介していきたいと思います。
ココルポートの良い評判(利用者の声)
ここでは、実際に利用されていた方のココルポートの良い評判を紹介していきたいと思います。
以上、実際に利用されていた4名の方の評判をご紹介しました。
評判を見る限り、「スタッフが親切(親身に接してくれる)」「就職後のサポートが良い」「就職先の開拓をしてくれる」「交通費の助成・ランチ提供などがある」といった、スタッフの質・利用者の生活への不安の払拭・就職サポートの手厚さを感じる評判が多いようです。
このような評判も実際にココルポートを見てみないとわからないと思うので、ココルポートが気になっている人は見学などしてみると良いでしょう。
興味がある方は以下より見学の申込みをしてみてはいかがでしょうか。
ココルポートの悪い評判(利用者の声)
では、次に悪い評判を紹介しようと思います。
実際に利用されていた方の悪い評判を紹介しました。
10年近く就労移行支援で働いていたメガネ君からすると、どれもわかる評判です。
就職まで2年近くかかってしまうことやもっと早く就職したかったというご意見。本当によくわかります。スタッフももっと早く就職してほしいと心のなかでは思っているのですが、ココルポートを始め就労移行支援のスタッフが目指すことは就職ではなく「就労」であって、利用者が長く安心して働けること。
どうしてもその方の障害のことや合っている職場を探すのに時間がかかってしまうものなのです。それは支援者側の考えだろ。と言われてしまうと元も子もないのですが、スタッフは本当にその方の幸せを本気で考えてサポートしております。
支援者から見たココルポートの評判
ここからは支援者から見たココルポートの評判を紹介します。
メガネ君はこれまで全国で就労移行支援の立ち上げのサポートも行ってきました。ココルポートも全国で72事業所を開設しているので、各地でココルポートの評判も耳にしてきました。だからこそわかる支援者からみたココルポートの評判を紹介したいと思います。
ココルポートってどんなところ?
ココルポートの評判を紹介したところで、改めてココルポートがどんなところなのか紹介したいと思います。
民間の就労移行支援では老舗
ココルポートは2012年1月5日に設立し、川崎に最初の就労移行支援を立ち上げております。
民間の就労移行支援ができ始めたのが2011~12年と言われているので、ココルポートは民間の就労移行支援の中では老舗中の老舗といっても過言ではないでしょう。
就労移行支援の事業所数は72拠点
2024年2月現在、ココルポートは、東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・大阪・兵庫・愛知・福岡に72拠点の事業所を展開しております。
2022年に15箇所
2023年に12箇所
新たにココルポートを開設しているので、まだ自分の住んでいるエリアにないという方も、これからどんどん増えていくことが予想されます。
自立訓練も運営している
ココルポートは就労移行支援だけではなく、自立訓練も運営しております。
自立訓練とは障害福祉サービスの一つで、障害のある方の自立に向けてトレーニングを行う場所です。
就労移行支援が働く場所を探すところならば、自立訓練はもう一歩手前。働く前に自立した生活が送れるようになることを目的とされている場所です。
ココルポートの評判のひとつに自立訓練と就労移行支援が同じ法人内で運営されていることにあります。
いつか働きたいけど、就労移行支援で利用できる2年間で就職できるか不安。といった方は、自立訓練ココルポートカレッジで2年間、その後働くに向けて就労移行支援ココルポートで2年間と最大4年間福祉サービスを利用できます。
特に特別支援学校に通うお子さんをおもちの親御さんには大学に通う4年間と同じ感覚で福祉サービスを利用でき、就職までのサポートを行ってくれることはとても評判が良いようです。
データで見るココルポート
ココルポートの評判・ココルポートとはどんなところか紹介してきましたが、次にはココルポートの各種データや数字を紹介したいと思います。就職実績がどうなのか・どんな利用者が多いのか、利用を検討されている方は参考にしてみてください
累計就職者数3,755名
2024年2月時点の累計就職者数は3,755名。この実績は業界トップクラスです。
また2022年度は就職者数が709名いるので、1事業所あたり15名の就職者数を排出しております。就労移行支援の実態として日本全国の就労移行支援の中で3割の就労移行支援は1年間の就職者数は0名なので、この実績は大変良い就職率といえます。
就職先企業は1,566社
2022年6月時点の就職先企業数は1,566社。こちらもかなり多い実績と言えるでしょう。
就労移行支援の中には同じような企業にしかあまり就職させていない事業所もあるので、1,566社も就職先があるということはスタッフがしっかりと就職先の開拓をおこない、一人ひとりにあった就職先をしっかり用意できている証拠です。
以下にはココルポートの就職先企業の一例を紹介したいと思います。
赤ちゃん本舗 / イオンファンタジー / イーオン / ADKホールディングス / FWD生命保険 / NTTファイナンス / オハラ / カクヤス / クレディセゾン / クリーク・アンド・リバー社 / コナカ / 国立がん研究センター東病院 / サマンサタバサジャパンリミテッド / サイバーコミュニケーションズ / GU / ジェイコムハート / 住宅情報館 / シップス / 新日東電化 / シン・コーポレーション / 住友林業ホームエンジニアリング / SOMPOチャレンジド / ソニー生命ビジネスパートナーズ /タマホーム社 / テクバン / 東芝エネルギーシステムズ / トランスコスモス / 東京国税局 / 日通ハートフル / ニチイ学館 / 日産自動車 / 日本旅行サービス / 日本生命保険 / 日本コムシス / パーソルチャレンジ / PwCあらた有限責任監査法人 / 日立ゆうあんどあい / 日立ビルシステム / ホンダベルノ市川 / ボッシュ / 三菱ふそうトラック・バス / 三井不動産レジデンシャルリース / みずほビジネス・チャレンジド / メイテックビジネスサービス / 学校法人明治大学 / メガネスーパー / ヤマトグローバルロジスティックスジャパン / RIZAPグループ / 楽天ソシオビジネス / ロコンド /
職場定着率は90.6%
2021年4月から就労定着支援サービスを始めた事業所の職場定着率はなんど90.6%。
就職してからほとんどの方が長く職場に定着していることがわかります。厚生労働省が令和4年度に発表した「令和4年 雇用動向調査結果の概要「入職と離職の推移」|厚生労働省」では離職率は15.0%となっているので、職場定着率が高いことが伺えます。ココルポートを利用し、無事に就職できたら安心して長く働くことができそうです。
年代別利用者
年代別の利用者割合は、20代33.3%/30代27.1%/40代27.5%/50代10%/60代1.7%/10代0.3%と幅広い年代の方が利用されていることがわかります。事業所によって利用されている年代は異なります。実際に事業所に行ってみないとわからないので、見学や体験をしてみると良いでしょう。
利用者の障害種別
利用者の多くは精神障害・発達障害の方が多いようです。
知的障害・身体障害の方も20%ほどいらっしゃいますが、こちらも事業所によって違いがありそうです。この記事を読んでいる方の中にはこの障害の方とは一緒だとちょっと・・という方もいらっしゃるかもしれません。その時は実際の事業所に見学や相談して利用者の障害の割合など聞いてみるとよいでしょう。
ココルポートって結局何ができる場所なの
これまでココルポートの評判や会社概要・実績を紹介しました。ここではココルポートで何ができるのかを改めて紹介したいと思います。
働くために必要なスキルを身につけることができる
ココルポートでは働くスキルや体調コントロールや障害理解など様々なプログラムを用意しております。その数なんと555種類以上。こんなに多くのプログラムをもっている就労移行は他にないのではないでしょうか。
また実際に利用されている方に聞いたところ、プログラムは自分で自由に受講ができるとのこと。
就労移行支援に通いながら自分に必要なスキルと自分にあった方法で学べる。
こういったところもココルポートの評判の良さなのかもしれません
障害のことに詳しいスタッフに就職活動のサポートを受けられる
ココルポートの評判の良さの1つに自分にあった就職先を開拓してくれたとの声がありました。
就労移行支援を利用するとその就労移行支援がもっている求人だけしか就職先がないと勘違いされている方も多いですが、ココルポートをはじめ多くの就労移行支援では就職活動は何を活用しても問題ありません。
HWの求人/転職エージェントの求人/企業ごとの求人。様々な社会資源を活用しながら就職先を探していきます。
もちろんそれでもあなたにあった就職先が見つからないときはスタッフが就職先の開拓もおこなってくれます。
就職先の開拓だけではなく、履歴書や職務経歴書の添削・面接の練習・求人の探し方・あなたにあった求人とはどんなところかを二人三脚で一緒にサポートしてくれます。
就職してからも長く働けるためのサポートがある
ココルポートは就労移行支援とは別に就労定着支援のサービスも展開しております。
ココルポートの評判の良さは就職だけでなく就職後の手厚いサポートがあること。せっかく就職したのに職場や仕事になれずにすぐに辞めてしまってはもったいないですよね。ココルポートでは就職後も利用者の障害特性や得意不得意を就職先の企業に伝え、働き方の調整を行ってくれます。
また就職してから出てくる悩みにもメールや電話・定期的な面談等でサポートもしてくれます。
このサポートは一時的なものはなく就職後3年間。長期でサポートをしてくれます。
ココルポートの利用方法
ココルポートはどのくらい通えば良いか、具体的にどんなことをするのかを紹介します。
利用頻度は週2〜OK
ココルポートは最短で週2日から利用可能です。
その方の体調といつまでに就職したいか・どのくらい利用したいかなどの希望を聞きながら実際に通う頻度を調整していきます。急に週5日通うわなければ行けないなどはないので、無理なくだんだんと通う頻度を増やすなど柔軟に調整していくと良いでしょう。
ココルポートの1日の流れ
10:00~ 朝礼・ラジオ体操
毎朝、朝礼を行います。
朝礼後は全員でラジオ体操を行い、リフレッシュして一日がスタートします!
10:30~ トレーニング
プログラムに参加される方、パソコンを使って個別に訓練を行う方など、ご自身のスタイルに合わせてトレーニングを行っていただきます。
12:00~ お昼休憩
1時間のお昼休憩があります。事業所によってはランチ応援制度があり、昼食が無料で提供されます。
13:00~ トレーニング
昼礼後、午前と同様にトレーニングを行います。
14:50~ 終礼
終礼のミーティングを全体で行った後に、訓練日報を記入し、スタッフと振り返りを行って一日が終了します。
ココルポートを利用する流れ
これまでのココルポートの紹介を読んで、利用してみたい・どんなところか気になると考えている方に、利用の流れをご紹介したいと思います。
まずは家の近くのココルポートを見学・相談してみよう
ココルポートの利用の第一歩は、事業所の見学・相談です。
自分は就労移行支援が利用できるのか、ココルポートはどんな場所なのか、どんな支援が受けられて、どんな就職先があるのか。これは実際に事業所に見学・相談してみないとわからないことです。
見学や相談にお金はかかりませんし、利用を前提としてなくても見学相談はできるそうなので、まずは見学・相談に行ってみましょう。
自分一人だと不安な方はご家族や友人・医療機関のスタッフなどと見学することをおすすめします。
興味をもったら体験してみる
見学・相談をしてみて興味を持ったら体験もしてみましょう。
だいたいどこの就労移行支援も3日くらいの体験をおすすめされることが多いともいます。
スタッフの話を聞くだけだとわからないので、実際に体験してどんなプログラムがあるか、事業所の雰囲気は自分にあっているか、他のスタッフや利用者にはどんな人がいるか。これは体験してみないとわかりません。
少しでも興味があったら体験してみると良いでしょう。もちろん体験費用もお金はかかりません
利用したいと思ったらスタッフに相談しよう
見学・体験を終えて、ここを利用したと思ったらスタッフに相談しましょう。
次に何をしたら良いか丁寧に教えてくれます。
一般的には見学体験を終えたら「障害福祉サービス受給者証の申請」にお住まいの自治体に行きますが、それぞれの状況に応じて対応の流れが変わるため、スタッフに相談して一歩ずつ進めていきましょう。
ココルポート 評判のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ココルポートの良い評判・悪い評判・支援者からの評判と様々な確度からココルポートの評判を紹介してきました。
ココルポートは老舗の就労移行支援で就職・定着実績も全国TOPクラス。おすすめできる就労移行支援でしょう。
この記事を読んで少しでも興味が湧いたら見学に行ってみてください。あなたの次のステップを少しでも応援できれば幸いです。
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