京都の就労移行支援おすすめ7選|元スタッフが教える失敗しない選び方【2026年最新】

京都で就労移行支援事業所を探していると、四条烏丸・京都駅前・烏丸御池・河原町と、似た駅名の事業所が次々に出てきて手が止まる、というご相談を現場で何度も受けてきました。京都市営地下鉄2路線、阪急、京阪、JR、近鉄が市中心部で交差するため、選択肢が多いほど決められなくなる土地柄です。

福祉業界20年・LITALICOワークスでスタッフを務めた立場から正直に書きますが、京都で事業所選びに失敗する人の共通点は「家から近いから」「大手だから」だけで決めてしまうこと。京都の場合はハブ駅の使い方と、就職したい職種の方向性が一致していないと、通所途中で気持ちが折れます。本記事では、京都市内に多数ある就労移行支援事業所のなかから、現場目線で本当に紹介したい7事業所を、目的別マッピング・見学ルート・失敗パターンとセットで整理しました。

本記事は、各事業所の利用者の体験談や公開されている口コミ、公式情報などをもとに、客観的な視点でまとめています。(プロモーションが含まれています)

目次

京都の就労移行支援おすすめ7選|目的別マッピング

京都で事業所を選ぶときは、「ハブ駅×目的」の交点で絞り込むのが正解です。家から近いだけで選ぶと、訓練内容と希望職種がずれて2年を消化してしまいます。下表は私が現場の面談で実際に使っていた仕分けロジックを、京都用に作り直したものです。

あなたのタイプ合う事業所主なハブ駅特徴
事務職に確実に就きたいココルポート 京都駅前OfficeJR京都駅多彩なプログラム・累計就職者数の多さ
市内中心部で通いたいココルポート 京都四条河原町駅前Office京都河原町河原町駅徒歩1分・買い物動線と一致
資格取得(MOS等)まで取りたいウェルビー 京都四条烏丸センター烏丸/四条IT資格対応・京都府内拠点最多
発達障害(ASD/ADHD)特化KAIEN 烏丸御池烏丸御池2024年新設・発達障害専門スタッフ
20〜30代の発達障害エンカレッジ京都/京都三条京都駅/京都市役所前同世代中心・OB会あり
大人の発達障害+自己理解重視ディーキャリア京都御池烏丸御池3コース体系で段階的に進める
事務職実習を体験したいスキルアップスマイル京都四条/烏丸東証上場の親会社グループ運営/約8割が事務職就職
選択肢を最大化したいLITALICOワークス(8拠点)京都駅/四条/烏丸御池ほか京都府最多拠点・累計就職者数No.1(公式公表)

京都8エリア×ハブ駅マッピング

京都の就労移行支援は「中心部4エリア」と「南部・東部4エリア」で性格が違います。下表で自宅から通える範囲を確認してから、上の目的別マップと突き合わせると、最短で2〜3社に絞り込めます。

エリア主要駅主な事業所こんな人向け
京都駅前JR/近鉄/烏丸線「京都」ココルポート京都駅前/エンカレッジ京都/LITALICO京都駅前/LITALICO京都駅南府外(滋賀・大阪)からの通所も視野
四条烏丸烏丸線「四条」/阪急「烏丸」ウェルビー京都四条烏丸/同第2/スキルアップスマイル選択肢を比較しながら見学したい
四条河原町阪急「京都河原町」/京阪「祇園四条」ココルポート四条河原町/ウェルビー四条河原町/LITALICO四条河原町買い物・気分転換の動線で通いたい
烏丸御池烏丸線/東西線「烏丸御池」KAIEN/ディーキャリア京都御池/LITALICO烏丸御池発達障害特化を中心に比較したい
三条河原町京阪「三条」/東西線「京都市役所前」エンカレッジ京都三条三条・河原町エリアの利便性を活かしたい
四条大宮/西院阪急「大宮」「西院」/嵐電LITALICO四条大宮/ウェルビー京都西院嵐山方面・西部からの通所
伏見桃山近鉄「桃山御陵前」/京阪「伏見桃山」ウェルビー伏見桃山/LITALICO伏見桃山伏見区・南部在住
山科・宇治東西線「椥辻」/JR「宇治」LITALICO山科醍醐/LITALICO宇治東部・南部・滋賀寄り

事業所比較一覧表【2026年版】

定着率や拠点数だけで選ぶと、自分の障害特性や目指す職種と合わない事業所を選んでしまいがちです。下表は公式公表値ベースで、各事業所の輪郭をつかむための簡易版として使ってください。最新の数値は各公式サイトでご確認ください。

順位事業所京都拠点数強み主な対象
1位ココルポート2拠点多彩なプログラム・累計5,000名超の就職実績精神・発達中心、幅広く対応
2位ウェルビー5拠点IT資格・オフィスシミュレーション事務・IT志望の幅広い障害種別
3位KAIEN1拠点発達障害特化の専門スタッフASD/ADHD/LD
4位エンカレッジ京都/京都三条2拠点20〜30代発達障害・OB会若年層の発達障害
5位ディーキャリア京都御池1拠点大人の発達障害向け3コース体系大人の発達障害
6位スキルアップスマイル京都1拠点東証上場親会社グループ・事務職特化事務職志望
7位LITALICOワークス8拠点業界最大手・対応障害種別の幅広さ身体・知的・精神・発達・難病

1位:ココルポート(京都駅前/京都四条河原町駅前)

ココルポートの障がい者就労移行支援サービス|障がい者の就職-就労支援、はココルポートの就労移行支援サービスをご利用下さい

京都で「事務職に堅実に就きたい」「自分のペースで楽しく通いたい」方には、ココルポートが第一候補です。京都駅前Office(京都市南区東九条西岩本町10-2 朝日商事イリアスビル3階/JR京都駅徒歩6分)と、2025年6月1日にオープンした京都四条河原町駅前Office(阪急京都河原町駅徒歩1分)の2拠点があり、どちらも京都中心部の主要動線に乗っています。

強みは大きく2つ。1つ目は多彩な自社開発プログラムで、軽作業・事務・PC・マナー・ストレスマネジメント・運動と幅が広く、体調が不安定な日でも何かしら参加できる設計です。2つ目は累計就職者数の蓄積。公式プレスリリースによれば、2025年7月時点で累計就職者数5,000名を突破、2024年4月〜2025年3月集計の半年後定着率は89.7%と発表されています。

現場感覚から付け加えると、ココルポートは「真面目だけど周りのペースに飲まれやすい人」に向いた事業所です。京都駅前Officeは滋賀方面・大阪方面から通う方も多く、四条河原町Officeは買い物や気分転換の動線が組み込みやすいので、通所の前後で気持ちを切り替える時間を作れる点が地味に効きます。利用料・補助制度などの詳細は公式サイトでご確認ください。

こんな人に向いています:精神障害(うつ・適応障害・統合失調症等)から復帰中の方、発達障害で多彩なプログラムから選びたい方、京都駅または河原町を生活動線にしたい方。

少し違うかもしれない人:完全在宅で訓練を受けたい方、AI・データサイエンスなど先端ITに完全特化したい方は、別の選択肢のほうが合います。

  • 自分にあうかわからない
  • 事業所を見てみたい
  • まずは相談してみたい
公式HPから申し込んでください

2位:ウェルビー(京都府内5拠点)

就労移行支援ならウェルビー|

「PC資格まで取って事務職に就きたい」「拠点が多い大手で安心したい」方にはウェルビーが現実的な選択肢です。京都四条烏丸センター・四条烏丸第2センター・四条河原町センター・京都西院センター・伏見桃山センターの5拠点があり、京都市内のどの方面からでも通える網羅性は他社にない強みです。

特徴はオフィスシミュレーションと呼ばれる、実際の事務所に近い環境での訓練です。電話応対・データ入力・伝票処理を反復することで、働き始めてから初めて知る職場の空気感を、事業所内で先に体験できる設計になっています。MOSなどIT系資格の取得サポートもあり、未経験から事務職を目指す方の到達点を上げる仕組みが整っています。

利用者層を見ると、ウェルビーは「真面目に手を動かしたい」「決まった訓練メニューがあるほうが安心」という方にハマります。逆に、自由度の高い少人数の場が好きな方にはやや堅い印象を持つかもしれません。最初の体験で雰囲気を確かめるのが正解です。なお、烏丸御池には自立訓練の「ウェルビー チャレンジ烏丸御池センター」もあり、就労移行の前段階として生活リズムから整えたい方の選択肢になります。

向いている人:事務職を本気で狙う方、PC資格を就職活動の武器にしたい方、四条・河原町・西院・伏見など京都市の主要エリアに住んでいる方。
少し違うかもしれない人:自由度の高いプログラム選択を求める方、発達障害に完全特化した支援を求める方。

3位:KAIEN 烏丸御池(発達障害特化)

株式会社Kaien-発達障害-精神障害の方のための就労移行支援

ASD・ADHD・LDの診断があり、特性を「強み」に変えて就職したい方にはKAIENが第一候補です。2024年11月に烏丸御池駅徒歩4分の場所にオープンした、京都府内唯一のKAIEN拠点です。

KAIENの最大の特徴は、過去2,000人以上を就職に送り出してきた発達障害支援の蓄積と、それを支える専門スタッフ陣。臨床心理士・精神保健福祉士などの専門職が常駐し、ASDの過集中・ADHDの注意特性を「弱み」として矯正するのではなく、市場価値のあるスキルとして方向づける訓練設計です。100種類以上の職業訓練プログラムから、データ系・IT系・専門事務系へつなぐルートが用意されているのも特徴です。

京都拠点は新しいぶん利用者数がまだ多くなく、結果として支援員の目が行き届きやすい環境にあります。これは現場経験者から見ると、開設初期にしかない貴重なメリットです。京都らしい町家の家並みが望める落ち着いた立地で、通所中の刺激量を抑えたい方にも合います。

向いている人:ASD・ADHD・LDの診断を受けた方、IT/データ/専門職方向で就職したい方、烏丸御池を生活圏にできる方。
少し違うかもしれない人:身体障害が中心で配慮事項が大きい方、グループワーク中心の場が苦手な方。

4位:エンカレッジ京都/京都三条(20〜30代発達障害特化)

就労移行支援エンカレッジ

20〜30代で就労未経験または転職に苦戦している発達障害の方には、エンカレッジが居心地よく感じられるはずです。京都駅徒歩6分の「エンカレッジ京都」(京都市下京区七条通新町東入西境町149 サザン京都駅前ビル6F)と、三条河原町エリアの「エンカレッジ京都三条」の2拠点があり、京都市内の南北で選べます。事業は2014年に京都からスタートし、関西を中心に積み上げてきた老舗です。

強みは同世代が集まりやすい環境OB会の存在。卒業した方が定期的に集まる場があり、就職後の悩み・転職検討・キャリア継続の相談を続けられます。これは「就職して終わり」ではなく「働き続ける」を支える仕組みであり、20代の方が職場に定着するうえで効きます。

面談を重ねるなかで感じてきたのは、エンカレッジが「学校のクラスのような雰囲気」を成立させられる事業所だということ。孤立しやすい発達障害の方にとって心理的なハードルが低く感じられます。逆に、年齢層が高めの方や1人で集中したい方にはやや賑やかに感じる場合があります。京都駅拠点は府外通所、三条拠点は河原町や中京区在住の方に動線が合います。

向いている人:20〜30代の発達障害の方、就労経験が浅い方、就職後も相談相手が欲しい方。
少し違うかもしれない人:40代以上の方、静かな環境で集中したい方。

5位:ディーキャリア京都御池(大人の発達障害特化)

就労移行支援ディーキャリア

大人の発達障害があり、自己理解からじっくり積み上げて就職したい方にはディーキャリア京都御池が選択肢になります。住所は京都市中京区西洞院通姉小路上ル三坊西洞院町572 御池マスギアネックスビル6階、烏丸御池駅徒歩7分です。

特徴は3コース体系。「ライフスキルコース」で自己理解と障害特性の整理を行い、「ワークスキルコース」で仕事スキルと模擬職場体験を積み、「リクルートコース」で就職活動と合理的配慮の言語化を進める段階設計が組まれています。資格取得サポート(e-ラーニング)や昼食100円〜の制度もあり、生活面の負担を抑えながら通えます。

過去の利用者を振り返ってみると、ディーキャリアは「自己理解が浅いまま就活に出て失敗してきた」という方に向いた事業所です。3コースを順番に踏むので、急いで就活したい方には遠回りに感じるかもしれませんが、定着まで考えると遠回りが近道になることも多いタイプの設計です。

向いている人:大人の発達障害で、自己理解と合理的配慮の言語化を重視したい方、烏丸御池エリアで通える方。
少し違うかもしれない人:最短で就職したい方、対面のグループ訓練に強い苦手意識がある方。

6位:スキルアップスマイル京都(事務職特化)

「事務職に絶対就きたい」「親会社グループの基盤を活かして就職したい」方には、スキルアップスマイル京都が独自の強みを持ちます。住所は京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町8 京都三井ビルディング5階、阪急京都本線「烏丸」駅21番出口直結/市営地下鉄烏丸線「四条」駅直結という、京都市内で屈指の通所利便性です。

最大の特徴は、東証上場企業「株式会社エスユーエス」の特例子会社「株式会社ストーンフリー」が運営していること。エンジニア多数を擁する親会社グループの人材育成ノウハウを土台に、PCスキルと事務職就職に特化した支援が組まれています。京都市の公開情報(はたらきまひょ)によれば、2017年の開所から一般就労70名以上、約8割が事務職就職、6か月定着率92%と公表されています。

支援担当の継続性という点でも特徴的で、スキルアップスマイルは「働き始めた後も同じ担当者に伴走してほしい」という方に適した事業所です。就労移行2年+就労定着3年6か月で最大5年6か月のサポートを受けられる設計は、京都の他事業所と比べてもサポート期間が長めです。

向いている人:事務職一本で就職したい方、PCスキル基礎から積み上げたい方、烏丸・四条駅直結の通所利便性を求める方。
少し違うかもしれない人:事務職以外も視野に入れたい方、大規模事業所の安心感を重視する方。

7位:LITALICOワークス(京都府内8拠点)

「拠点の多さ」「対応障害種別の幅広さ」「累計就職者数」で選ぶならLITALICOワークスです。京都駅前・京都駅南・四条河原町・四条大宮・烏丸御池・伏見桃山・山科醍醐・宇治の8拠点を持ち、京都府内で最も拠点数が多い事業所です。公式公表値では、累計就職者数17,000名以上、就職先5,000社以上、就職後約9割の方が継続就労(就職6ヶ月後定着率)と発表されています。

LITALICOワークスでスタッフを務めていた立場から書きますが、強みは「規模ゆえの200種以上のプログラム」と「全国の拠点網で得られた就職先データの蓄積」にあります。一方で弱みは、規模ゆえに事業所ごとのスタッフ層の差が出やすいこと。京都の8拠点それぞれで雰囲気が違うので、1か所だけ見学して決めずに、自宅から通える複数拠点を比較するのが鉄則です。

身体・知的・精神・発達・難病とほぼすべての障害に対応できる柔軟性は、診断名にまだ迷いがある方や、複数の障害特性が重なっている方には大きな安心材料になります。就職後は最長3年の就労定着支援サービスを別契約で利用でき、長期的な伴走を希望する方にも合う設計です。詳細は公式サイトでご確認ください。

向いている人:拠点の選択肢が多いほうが安心な方、複数の障害が重なっている方、対応障害種別の幅広さを重視する方。
少し違うかもしれない人:少人数の手厚い対応を最優先したい方、特定の専門スキル特化を求める方。

京都に拠点はないが「オンライン併用」で使える専門特化型2選

AI・データサイエンス・WEB制作など先端IT特化の訓練を受けたい方は、京都に拠点はないものの「Neuro Dive 大阪」「atGPジョブトレIT・Web」を視野に入れる選択肢があります。京都市から大阪・梅田は新快速で30分弱。在宅と通所を組み合わせる前提で検討する価値があります。

Neuro Dive 大阪はAI・機械学習・データサイエンス・RPAに完全特化した日本初の先端IT就労移行支援で、公式サイト上でも京都・兵庫・和歌山・奈良からの利用を想定した拠点として位置づけられています。atGPジョブトレIT・Webは大阪に拠点があり、デジタルハリウッドの動画講座を無料で受けられる環境が魅力です。両者ともに通所頻度や在宅併用の可否は事業所ごとの判断になるため、説明会で「京都在住でも継続通所できるか」を必ず確認してください。

ただし、毎日の通学が体調的に難しい方には負担が大きい現実もあります。体力と通学コスト、得られるスキル価値を冷静に天秤にかけることが必須です。最初は説明会だけでもオンラインで参加してから判断しましょう。

京都らしい就職先の傾向と、選ぶときに意識したいこと

京都の障害者雇用は、観光業(ホテル・インバウンド対応含む)、大学・教育機関、市役所をはじめとする官公庁、伝統産業の支援部門、IT・ゲーム関連企業の本社機能と、業種の幅が独特です。具体的には、京都ホテル系列やJRグループのホテル運営会社の障害者雇用部門、同志社・立命館・京都産業大学などの大学法人の総務・図書館部門、京都市役所や京都府庁の障害者雇用枠、伝統産業の出荷・梱包補助、京都本社のIT・ゲーム関連企業の事務サポート部門などが、京都ならではの就職先として挙がります。

東京や大阪と比べると、京都に本社や拠点を置く企業の障害者雇用枠は採用枠が小ぶりで、年単位で動きが読めない傾向もあります。そのため事業所選びでは、「京都市内の企業との実習先・就職先のパイプ」を見学時に必ず質問してください。具体的には次のような質問が有効です。

  • 「過去1年で何名がどの業種に就職しましたか?」
  • 「実習先として継続的に受け入れている京都の企業はどこですか?」
  • 「京都市内の障害者雇用先のなかで、特に定着率が高い業種は?」

回答が抽象的で具体名や数字が出てこない事業所は、京都ローカルのネットワークが薄い可能性があります。逆に、京都の企業名や行政の障害者雇用枠の動きを具体的に語れる事業所は、地域に根を張った支援が期待できます。

見学ルート3案【1日で2〜3社まわる】

見学は1社では決めず、必ず2〜3社をはしごしてください。京都はハブ駅が密集しているため、1日で複数事業所をまわれます。私が現場で実際に提案していた3ルートを公開します。

ルートA:京都駅起点(府外通勤も視野)

9:30 ココルポート京都駅前Office見学 → 11:30 エンカレッジ京都見学(京都駅徒歩6分) → ランチ京都駅周辺 → 14:00 LITALICOワークス京都駅前見学。3社比較で「規模感の違い」「年齢層の違い」「プログラム量の違い」が体感できます。

ルートB:四条烏丸起点(中心部の選択肢を網羅)

9:30 ウェルビー京都四条烏丸センター見学 → 11:30 スキルアップスマイル京都見学(烏丸21番出口直結) → ランチ四条烏丸 → 14:00 ウェルビー四条河原町センターまたはココルポート京都四条河原町Office見学。中心部4社比較で、大手志向か少数精鋭志向かを見極められます。

ルートC:烏丸御池起点(発達障害特化を比較)

9:30 KAIEN烏丸御池見学 → 11:30 ディーキャリア京都御池見学 → ランチ烏丸御池 → 14:00 LITALICOワークス烏丸御池見学。発達障害特化2社+総合大手1社の組み合わせで、「専門特化」と「総合対応」のどちらが自分に合うかが明確になります。

元スタッフが教える就労移行支援の選び方7ポイント

パンフレットの数字より、見学で感じた自分の感覚を優先してください。20年現場にいて、長く通所が続く方には共通点があります。

  1. 通い続けられる距離か:片道45分が体感の限界。1時間を超えると体調を崩したときに通所できなくなります。
  2. 定着率の数字を「年度」で確認:「定着率〇〇%」とだけ書く事業所は要警戒。何年度の何人母数かを聞きましょう。
  3. 自分の障害特性に対応した実績があるか:「対応可能」と「実績あり」は別物。同じ障害の卒業生が何人いるか質問する。
  4. スタッフの離職が多くないか:見学時に「直近1年でスタッフは何人入れ替わりましたか」と聞きます。回答を濁す事業所は警戒対象。
  5. 1日のスケジュールがあなたの体力と合うか:午前のみ・午後のみで開始できるか確認。週5一気は危険です。
  6. 就職後の定着支援の中身:訪問頻度・面談頻度・トラブル時の対応速度を具体的に聞く。
  7. 体験で「次の朝、起きてまた行きたいか」を確認:見学だけでなく1〜2週間の体験をして、自分の本音を観察する。

京都で就労移行支援選びに失敗する5パターン

京都の事業所選びで後悔した方の多くは、下の5パターンのどれかに当てはまります。現場で繰り返し見てきた典型例です。

失敗1:「家から近いから」だけで決めた

京都市内は事業所が密集しているぶん、徒歩10分圏内の事業所が複数ある地域が多いです。距離だけで選ぶと、訓練内容が希望職種と合わずに2年を消化することがあります。距離は最後の絞り込み条件にしてください。

失敗2:「大手だから安心」で見学せずに決めた

大手の安心感は本物ですが、京都の各拠点でスタッフ層・利用者層・雰囲気は大きく違います。同じLITALICOワークスでも、京都駅前と山科醍醐では空気が違います。必ず通う予定の拠点を見学しましょう。

失敗3:定着率の数字だけ比較した

「定着率91%」「定着率89%」と並べて高いほうを選ぶ方が多いのですが、母集団の違い(重度の方を受け入れているか・軽度中心か)で数字は変わります。あなたと似た特性の人が定着しているかを聞きましょう。

失敗4:「IT系訓練あり」だけで判断した

「IT訓練」と書いてあっても、Excel基礎から先端AIまで幅は広いです。MOS取得・AI実装・RPA・WEB制作のうち、自分が必要なのはどれかを明確にしてから問い合わせてください。京都市内は事務職向けPC訓練が中心、先端ITは大阪寄りという棲み分けがあります。

失敗5:体験せずに正式契約した

見学だけで「ここに決めました」と契約する方がいますが、見学の30分と通所の1日は別物です。京都のほとんどの事業所は1〜2週間の無料体験ができます。必ず体験して、3日目あたりの自分の本音を観察してください

京都で就労移行支援を使うときの制度ポイント

京都市民でも、京都市以外(宇治市・八幡市・滋賀寄りなど)の方でも、申請窓口と通所事業所の自治体は別でかまいません。京都府内には京都市・宇治市など複数の自治体があり、申請窓口はお住まいの市区町村の障害福祉課になります。

  • 利用期間:原則2年。条件を満たせば最大1年延長可。
  • 受給者証申請:お住まいの市区町村の障害福祉課で申請。発行に2〜4週間。
  • 利用料:前年度の世帯収入で決定。生活保護・非課税世帯は0円、年収概ね600万円以下は月額9,300円が上限(厚生労働省公表データに基づく区分)。
  • 障害者手帳:必須ではなく、医師の診断書・意見書で利用可能な場合あり。
  • アルバイト:原則禁止だが、自治体判断で例外的に許可されるケースあり。事前に窓口に確認。
  • 自立訓練との使い分け:生活リズムから整えたい方は、就労移行の前に「自立訓練(生活訓練)」を経るルートも検討可。京都には烏丸御池に「ウェルビー チャレンジ烏丸御池センター(自立訓練)」など、自立訓練の選択肢もあります。

申し込みから利用開始までの5ステップ

申込から通所開始まで約1〜2ヶ月。早めに動き出すのが鉄則です。

  1. 情報収集・問い合わせ:本記事の比較表・マッピング表で2〜3社に絞り込み、各事業所に見学予約。
  2. 見学・体験利用:1日見学+1〜2週間の体験。複数事業所同時並行OK。
  3. 受給者証申請:お住まいの市区町村窓口へ。診断書・印鑑・マイナンバー持参。
  4. 受給者証交付:2〜4週間で交付。「支給量(通所日数上限)」が記載されます。
  5. 契約・通所開始:事業所と契約、個別支援計画作成、週1〜2日から開始も可。

よくある質問(FAQ)

Q1. 京都市民でないと京都市内の事業所は使えませんか?

使えます。受給者証はお住まいの市区町村で申請しますが、通所事業所は府外でも問題ありません。実際に滋賀県大津市・宇治市・八幡市から京都駅前の事業所に通う方は多いです。

Q2. 障害者手帳がなくても利用できますか?

医師の診断書・意見書があれば利用可能なケースが多いです。手帳の有無より、主治医が「就労移行支援の利用が望ましい」と判断するかが重要です。詳細は市区町村の障害福祉担当窓口にご相談ください。

Q3. 利用料は本当に無料ですか?

厚生労働省の公表データでは、利用者の多くが自己負担0円で利用しています。生活保護・市町村民税非課税世帯は0円、年収概ね600万円以下は月額9,300円が上限です。昼食費・教材費は別途かかる場合があるため見学時に確認してください。最新の自己負担区分は厚労省・自治体の公式サイトでご確認ください。

Q4. 体験中に他の事業所も並行で見学できますか?

できます。むしろ並行で2〜3社を比較することを強く推奨します。正式な通所契約は1事業所のみですが、体験段階は複数並行が基本です。

Q5. 通い始めて合わなかったら変更できますか?

変更可能です。受給者証の変更手続きが必要ですが、無理に続けるほうが体調を崩すリスクが高いので、合わないと感じたら早めに支援員または市区町村窓口に相談してください。

Q6. 2年で就職できなかった場合はどうなりますか?

条件を満たせば最大1年の延長が可能です。延長が認められない場合も、就労継続支援A型・B型に切り替える選択肢があります。「就職できなかったら終わり」ではないので、安心して取り組んでください。

まとめ|京都の就労移行支援は「ハブ駅×目的」で絞り込む

京都の就労移行支援は事業所数が多く、最初の絞り込みが命です。本記事の手順をもう一度整理すると、①目的別マッピングで事業所候補を3〜4社に絞る、②京都8エリアマップで通える範囲を確認、③はしご見学ルートで1日2〜3社見学、④1〜2週間の体験、⑤受給者証申請の順です。

就労移行支援と並行して、障害者雇用専門の転職エージェント「dodaチャレンジ」に登録しておくと、通所中から京都・大阪エリアの求人情報を継続的に得られます。事業所内の求人だけに視野を狭めず、外の選択肢も見ておくことで、就職活動の判断軸が明確になります。

京都は事業所の選択肢が多い分、適切に絞り込めば自分に合う場所が必ず見つかります。今日の小さな一歩—まずは1社、見学予約してみることから始めてみてください。

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この記事を書いた人

20年以上福祉業界で働いているメガネ君です。
これまで、就労移行支援・就労継続支援・放課後等デイサービス・児童発達支援事業所で働いてきました。(いわゆる福祉畑です)

日本の福祉ってすごく手厚いサポートが有るにも関わらず、その情報って悩んでいる方に届きづらいなと思いブログを開設しました。

これまでの経験を少しでも多くの方に届けられればと思います。
どうぞよろしくお願いします!

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