メガネ君です。福祉業界で20年、就労移行支援の運営に10年以上関わってきました。今日は「東京で就労移行支援を選ぶならどこ?」という方向けに、現場目線で本気のおすすめを紹介します。東京は全国でも事業所数がトップクラスのエリアで、就労移行支援だけでも300事業所以上あります。選択肢が多すぎて迷うのが東京の特徴ですが、逆に言えば「絶対に自分に合う1社が見つかる」とも言える土地です。この記事では、最新の公式データを13社分裏取りした上で、目的別・エリア別・属性別の選び方まで踏み込んで解説します。
本記事は、エンラボカレッジの利用者の体験談や公開されている口コミ、公式情報などをもとに、客観的な視点でまとめています。(プロモーションが含まれています)
【目的別】東京の就労移行支援、あなたに合う1社はこれ
結論から言うと、「自分のタイプ」を先に決めるのが最短ルートです。東京には事業所が多すぎるので、「ランキング上位だから」で選ぶと外します。下の表は、20年現場でやってきた感覚で「このタイプなら、この事業所がハマりやすい」を整理したものです。
| あなたのタイプ | 第1候補 | 第2候補 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 初めて就活する/働いた経験が浅い | ココルポート | LITALICOワークス | 定員多めでプログラム種類も豊富。基礎から学べる |
| 事務職に確実に就きたい | atGPジョブトレ | ミラトレ | 事務職就職率94.5%/障害別コース制 |
| IT・Web専門職を目指したい | Neuro Dive | atGPジョブトレIT・Web | AI・データサイエンスまで学べる |
| うつ・適応障害から復職したい | リヴァトレ | atGPジョブトレうつ症状コース | 復職特化・累計1,900名以上の実績 |
| 発達障害の特性を理解した支援が欲しい | キズキビジネスカレッジ | ディーキャリア | 発達障害特化/一般雇用枠46% |
| 体調が不安定で在宅も組み合わせたい | manaby | キズキビジネスカレッジ | 在宅訓練対応/eラーニング |
| 大学・専門卒で社会人経験ゼロ | エンラボカレッジ(自立訓練) | Kaien(ガクプロ) | 2年で土台→2年で就職の4年プラン可 |
| とにかく拠点が近い場所がいい | LITALICOワークス | ウェルビー | 東京24拠点/全23区+多摩網羅 |
「自分はどれだろう」と迷ったら、複数当てはまっても問題ありません。実際には2〜3社見学してから決める方が大半です。
東京全域MAP|エリア別の事業所配置
東京は「23区都心」「城北・城東」「城南」「多摩」の4エリアに分けると整理しやすいです。通勤定期で考えるより、「毎日体調が悪くても通える距離か」を基準にエリアを絞る方が現場感覚としては正解です。
| エリア | 主要駅 | 主要事業所 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 都心(千代田/中央/港/新宿/渋谷) | 秋葉原・新宿・渋谷・大手町 | atGPジョブトレ秋葉原3拠点・Neuro Dive秋葉原/渋谷・Kaien秋葉原/新宿/代々木・キズキBC神田/新宿・LITALICO秋葉原/水道橋/新橋他 | 事業所密度が日本一。専門特化型が集中 |
| 城北・城東(豊島/北/荒川/板橋/足立/葛飾/江戸川/墨田) | 池袋・赤羽・錦糸町・北千住 | ココルポート系・LITALICO池袋/赤羽/日暮里/錦糸町/亀有/新小岩・ウェルビー池袋/錦糸町/北千住・Kaien池袋・ディーキャリア池袋 | 大手チェーンが密集。通いやすい総合型多め |
| 城南(品川/大田/目黒/世田谷) | 蒲田・五反田・三鷹 | エンラボカレッジ蒲田・ミラトレ大井町・LITALICO中目黒/五反田/蒲田・ウェルビー蒲田・Kaien千歳烏山・リヴァトレ品川 | 通勤路線が便利。自立訓練併設も |
| 多摩(三鷹/立川/府中/八王子/町田) | 三鷹・立川・八王子・府中・町田 | ミラトレ三鷹・LITALICO三鷹/立川/八王子/府中・ウェルビー町田/八王子/府中・Kaien立川/八王子・キズキBC八王子・ディーキャリア八王子/立川 | 23区まで通えない方の選択肢が豊富 |
都心は専門特化型が集中、多摩は大手チェーンが網羅、というのが東京全体の構図です。城南エリアは自立訓練と就労移行を組み合わせる「2段階設計」がやりやすい立地でもあります。
東京の就労移行支援おすすめ13社|比較一覧表
13社の主要データを一覧化しました。すべての数値は2026年4月時点で各社の公式発表をweb検証して載せています。「ランキング上位だから良い」ではなく、自分のタイプと合う事業所を選んでください。
| 順位 | 事業所名 | 東京拠点数 | 定着率 | 主な強み |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ココルポート | 14拠点 | 89.7% | 累計5,127名以上/プログラム多彩/上場企業 |
| 2 | atGPジョブトレ | 7拠点 | 91.4% | 1事業所平均年間就職24名(全国平均7倍)/障害別コース |
| 3 | ミラトレ | 3拠点 | 97% | 就職率95%/dodaチャレンジ連携/満足度9割 |
| 4 | キズキビジネスカレッジ | 4拠点 | – | 就職率83%/平均4ヶ月内定/一般雇用枠46% |
| 5 | Neuro Dive | 2拠点 | 96.2% | IT関連就職率76%/AI・データサイエンス特化 |
| 6 | manaby | 4拠点 | 96% | 累計700名以上/在宅訓練対応/IT・Web特化 |
| 7 | エンラボカレッジ蒲田※自立訓練 | 1拠点 | – | 満足度95%/プログラム300種以上/9割無料 |
| 8 | LITALICOワークス | 24拠点 | – | 累計18,000名以上(業界最多級)/満足度92% |
| 9 | ウェルビー | 11拠点 | 91.5% | 累計5,800名以上/プログラムバランス型 |
| 10 | ディーキャリア | 13拠点以上 | 95.0% | 就職時平均給与19.7万円/発達障害特化 |
| 11 | Kaien | 11拠点 | 95% | 累計2,000人以上/独自求人200件以上/エンジニア出身スタッフ4割 |
| 12 | リヴァトレ | 4拠点 | – | 累計1,900名以上/うつ・適応障害復職特化 |
※定着率「-」の事業所は、半年定着率の公式公表がないか、別指標(就職率・満足度等)で公表されているものです。
東京で就労移行支援を選ぶ前に知っておきたい3つのこと
東京で事業所を選ぶ前に、20年現場でやってきた立場から「これだけは知っておいてほしい」3つのポイントをお伝えします。これを知らずに選ぶと、たとえ大手で評判が良くても合わない事業所に通い続けることになります。
①事業所数が多い=自分に合う場所も多いが、外れも多い
東京には就労移行支援だけで300以上の事業所があります。これは「絶対に自分に合う場所がある」というメリットでもあり、「外れの事業所も多い」というデメリットでもあります。地方の方なら「通える範囲に2〜3社しかない」という制約で選択肢が絞られますが、東京は逆に絞り込めずに迷子になります。だからこそ、最低3社見学して比較する習慣をつけてください。
②求人数も全国一だが、競争率も全国一
東京の障害者雇用求人は全国でもダントツに多いです。法定雇用率が引き上げられた影響で、大手企業の障害者雇用枠は年々増えています。一方で「人気の事務職求人」「在宅勤務OKの求人」は応募が殺到するため、ライバルも多いと考えてください。だから事業所選びでは「求人を持っているか」「企業実習先があるか」を必ず確認してください。求人がなければ、いくら訓練しても就職できません。
③通いやすさは数値以上に重要
これは私が最も声を大にして言いたいことです。「定着率97%の事業所だけど片道1時間半」と「定着率89%の事業所だけど片道15分」、どちらが続くと思いますか?答えは後者です。体調に波がある方ほど、通所が負担になった瞬間に休みがちになり、結局退所します。「数字の良さ」よりも「毎日通える距離か」を最優先してください。東京は事業所数が多いので、徒歩・自転車・電車1本で通える範囲に必ず1〜2社あります。
東京の就労移行支援おすすめ13社|徹底解説
ここからは、13社それぞれを「メガネ君の所感」「特色」「年齢層」「実際の口コミ」「強み」「向いている人/他向き」「東京の拠点リスト」の順で詳しく解説します。同じ事業所でも、自分の状況によって合う・合わないがハッキリ分かれます。所感の部分は、20年現場で見てきた「現実」を率直に書いていますので、参考にしてください。
1位 ココルポート|プログラム多彩で初心者向き

メガネ君の所感:東京で「初めて就労移行支援を使う」「何から始めたらいいかわからない」という方に、最初におすすめしたい事業所です。プログラムの種類が抜群に多く、自分の苦手領域を網羅的に補強できます。東証グロース市場に上場しているココルポートは財務的にも安定しており、長期的な利用先として安心感があります。
特色:株式会社ココルポート(東証グロース上場・コード9346)が運営する全国87拠点の大手就労移行支援です。本社は神奈川県川崎市川崎区。2026年4月現在で従業員874名、自立訓練46拠点・就労定着72拠点を併設しており、就職前から定着まで一貫サポートできる体制を整えています。プログラム数は「Myストーリー」と呼ばれるカスタマイズ型で、ビジネスマナー・PCスキル・コミュニケーション・対人関係・健康管理まで多彩。
年齢層・利用者プロフィール:20代・30代の精神障害(うつ・統合失調症等)・発達障害の方が中心。男女比はほぼ半々。「働いた経験はあるけど続かなかった」「ブランクが長い」という方が多く通っています。
口コミより:八王子駅前Officeの利用者は「スタッフが丁寧に説明してくださり感謝の気持ちでいっぱい」と高評価をつけています(★5)。スタッフの対応の丁寧さは多くの拠点で共通しており、初心者にとっての安心感につながっているようです。一方で「事業所によってスタッフの質に差がある」という声も。これは大手チェーンの宿命ですので、必ず最寄り拠点を直接見学してください。
3つの強み:
- 累計5,127名以上の就職実績(公式):全国87拠点で蓄積されたノウハウあり
- 定着率89.7%:就職後半年以上働き続けている方の割合(全国平均約60%を大きく上回る)
- 東京14拠点で最寄りが見つかりやすい:23区+多摩エリアまで網羅
向いている人:働いた経験が浅く基礎から学びたい方、プログラムの種類を重視したい方、自宅から通いやすい拠点を探している方。
他の事業所が向いている人:事務職以外の専門職(IT・デザイン等)を強く希望する方、少人数制のきめ細かい支援を求める方は、専門特化型の事業所(Neuro Diveやキズキビジネスカレッジ等)も比較してください。
東京の拠点(14拠点):23区+多摩エリアに展開。最新の拠点リスト・徒歩分数はココルポート公式サイトでご確認ください。

2位 atGPジョブトレ|障害別コースで事務職就職率94.5%

メガネ君の所感:「自分の障害特性に合わせた専門的な支援が欲しい」という方には、atGPジョブトレが一番ハマります。「うつ症状」「発達障害」「統合失調症」「聴覚障害」「難病」と障害種別ごとにコースが分かれている点が、他の総合型事業所と一線を画す強みです。同じ症状を抱える仲間と励まし合いながら通える環境は、孤独を感じやすい精神障害・発達障害の方にとって心強い土台になります。
特色:株式会社ゼネラルパートナーズが運営する全国13拠点の障害別コース型就労移行支援。同社は障害者向け転職エージェント「atGP」も運営しており、求人企業ネットワークは2,500社以上。1事業所あたりの年間就職人数は平均24名で、これは全国平均(3.4名)の約7倍に相当します。事務職就職率は94.5%、大手企業就職率も30%以上と、就職実績ベースでは業界トップクラスです。
年齢層・利用者プロフィール:20代後半〜40代前半が中心。「過去にうつで休職した」「発達障害の診断を受けて働き方を変えたい」という方が多く、社会人経験者の比率が高いのが特徴です。
口コミより:IT・Webコース利用者からは「障害特性を嘲笑的に晒しあげるように言うのか引っかかった」(★3)という辛口の口コミも。一方で全13拠点のGoogle口コミ平均は3.48、★4以上が30.8%(2025年8月集計)と、評価は事業所により差があります。「合う合わない」がハッキリ分かれるタイプの事業所なので、必ず体験利用してから決めてください。
3つの強み:
- 定着率91.4%・事務職就職率94.5%:就職してから「長く働ける」設計
- atGPエージェント連携:求人企業2,500社以上のネットワーク
- 障害別5コース展開:同じ症状の仲間と通える環境
向いている人:事務職に確実に就きたい方、自分の障害特性に合わせた専門支援が欲しい方、大手企業への就職を目指す方、同じ症状の仲間と頑張りたい方。
他の事業所が向いている人:「障害特性を深掘りされるのが辛い」「就職を急がず自分のペースで通いたい」という方は、雰囲気の柔らかい事業所(ココルポート・manaby等)も検討してください。
東京の拠点(7拠点):秋葉原(うつ症状コース)/秋葉原第2(発達障害コース)/お茶の水(統合失調症・難病コース)/大手町(聴覚障害・発達障害コース)/浜松町(発達障害コース)/IT・Web渋谷/IT・Web秋葉原。詳細はatGPジョブトレ公式サイトでご確認ください。

3位 ミラトレ|定着率97%・dodaチャレンジ連携で就職強い

メガネ君の所感:「就職して長く働き続けたい」というニーズに対する答えとして、現場視点でミラトレが一番優秀だと感じています。同じパーソルダイバースが運営する「dodaチャレンジ」(障害者向け転職エージェント)と直結しているため、求人の質が違います。「擬似就労プログラム」で実際の職場に近い体験ができる点も、大手企業の特例子会社が運営しているからこそ実現できる強みです。
特色:パーソルダイバース株式会社が運営する全国15拠点(首都圏11・関西2・中部2)の就労移行支援。運営会社自体が障害のある社員2,000名超を雇用する特例子会社で、就労継続のリアルなノウハウを支援に直接活かせる構造です。2023年実績で就職率95%・定着率97%という業界トップクラスの数字を出しています。
年齢層・利用者プロフィール:20代後半〜40代の精神障害・発達障害の方が中心。「真剣に就職を目指したい」「就活サポートを手厚く受けたい」という意欲が高い層が集まる傾向。
口コミより:上野の利用者は「スタッフも親切だしプログラムもたのしい」(★5)と評価。三鷹拠点は3年連続定着率100%という驚異的な実績を出しており、「立地は遠くても三鷹に通っている」という声も実際にあります。利用者満足度は約9割と高水準。
3つの強み:
- 就職率95%・定着率97%(2023年実績):数字はそのまま「就職して長く続く確率」
- dodaチャレンジ連携で求人の質が高い:大手・優良企業の障害者雇用枠に直結
- 擬似就労プログラム:実際の職場に近い体験で「働ける感覚」を養える
向いている人:真剣に就職を目指したい方、大手・優良企業を希望する方、就職後の定着支援も重視する方、PCスキルを実務レベルで身につけたい方。
他の事業所が向いている人:「就活モードに入る前に、もう少し体調を整えたい」という方は、もう一段階前のステップ(自立訓練のエンラボカレッジ等)を経由するのがおすすめです。
東京の拠点(3拠点):ミラトレ上野(京成上野駅徒歩1分)/ミラトレ大井町/ミラトレ三鷹。東京は3拠点と数は少なめですが、いずれも実績の高い拠点ばかりです。

4位 キズキビジネスカレッジ|平均4ヶ月で内定・一般雇用枠46%

メガネ君の所感:「障害者雇用枠だけじゃなく一般雇用枠も狙いたい」「専門スキルを身につけて市場価値を上げたい」という方に、私が一番おすすめするのがキズキビジネスカレッジです。卒業生の46%が一般雇用枠で就職しているという数字は、就労移行支援業界の中でも突出しています。「就労移行支援=障害者雇用枠だけ」という常識を覆す事業所です。
特色:株式会社キズキ(本社:東京都渋谷区)が運営する全国6校以上の専門スキル特化型就労移行支援。2019年4月にサービス開始、2024年10月の神田校開校で全6校に拡大。会計・簿記・プログラミング・Webデザイン・動画編集・AIプロンプト・マーケティングなど、市場価値の高い専門スキルが学べます。講師は現役のプロフェッショナルで、1対1のスキル面談で個別サポートする体制です。
年齢層・利用者プロフィール:20代〜40代前半の発達障害・うつ・適応障害の方が中心。「大学・大学院卒のキャリア層」「過去のキャリアを活かしたい元社会人」が多く、平均的な就労移行支援とは利用者層が大きく異なります。
口コミより:公式の体験談では「スキルだけでなくメンタルや転職活動のフォローもしっかり」と高評価。Google口コミは★4.67(全国平均)と業界でも最高水準。「自分のペースで自習か講義か選べる」自由度の高さも、強制感が苦手な発達障害の方に合っています。
3つの強み:
- 平均4ヶ月で内定獲得:就労移行支援の平均利用期間(約1年)の3分の1で結果を出す
- 一般雇用枠就職46%:障害者雇用に縛られず幅広い選択肢で就職活動できる
- 専門スキル習得:会計・プログラミング・Webデザイン等で市場価値を高められる
向いている人:専門スキルを身につけて市場価値を上げたい方、一般雇用枠での就職も視野に入れたい方、自分のペースで学びたい方、メンタル面のサポートも欲しい方。
他の事業所が向いている人:「専門スキルより、まずは生活リズムを整えたい」「集団プログラムで仲間と頑張りたい」という方は、ココルポートやウェルビーなどの総合型事業所のほうが合います。
東京の拠点(4拠点):神田校(2024年10月開校)/新宿校/新宿御苑校/八王子校。23区+多摩エリアをカバー。

5位 Neuro Dive|AI・データサイエンスでIT職種就職率76%

メガネ君の所感:「発達障害の特性をIT専門職に活かしたい」という方にとって、Neuro Diveは他に代替がないほどユニークな選択肢です。AIやデータサイエンス、機械学習、RPAといった先端ITスキルが学べる就労移行支援は、私が知る限り業界唯一です。「論理的思考」「集中力」「法則性の発見」といった発達特性を、強みに転換できる設計が秀逸です。
特色:パーソルダイバース株式会社が運営する全国5拠点(秋葉原・渋谷・横浜・大阪・福岡)の先端IT特化型就労移行支援。eラーニングと実践的なハンズオン演習を組み合わせた独自カリキュラムで、未経験からデータサイエンティストやAIエンジニアを目指せます。事業所には採用検討中の首都圏企業が頻繁に見学に訪れ、技術発表会も定期開催されます。テレワーク就職率67%という数字も、IT特化型ならではの強みです。
年齢層・利用者プロフィール:20代〜30代の発達障害(ASD・ADHD)の方が中心。「過去にプログラミングスクールで挫折した」「IT業界で働きたいが特性に合う環境がわからない」という方が多いです。
口コミより:秋葉原拠点の利用者は「ここで学んだことを就職活動で話し内定を貰えました」(★5)と就職実績を評価。一方で「IT未経験者にはハードル高め」という声も。学習意欲が継続できるかが利用継続の分岐点になります。
3つの強み:
- IT関連職就職率76%(2025年9月時点):同業他社では真似できない数字
- 職場定着率96.2%(2026年2月時点):適性とマッチングの精度が高い
- テレワーク就職率67%(2024年9月時点):体調に左右されにくい働き方を実現
向いている人:IT・Web専門職を目指したい方、AIやデータサイエンス分野に興味がある方、テレワーク前提で就職したい方、論理的思考が得意な方。
他の事業所が向いている人:「IT分野は興味あるが基礎から不安」という方は、より広範囲のITスキルを学べるmanabyなどから始めて、ITに自信がついてからNeuro Diveに移るのも一つの戦略です。
東京の拠点(2拠点):Neuro Dive秋葉原(東京都千代田区神田須田町2-25-16 日宝秋葉原ビル4階・JR秋葉原駅徒歩4分)/Neuro Dive渋谷。利用時間は10:00-16:00です。

6位 manaby|在宅訓練対応・eラーニングで自分のペース重視
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メガネ君の所感:「体調に波があって毎日通うのが不安」「集団プログラムが苦手」という方に、manabyは救世主です。在宅訓練が公式に認められている就労移行支援は意外と少なく、しかも独自開発のeラーニングで20種類以上のスキルが学べる構成は他に類を見ません。「無理して通って体調を崩すくらいなら、在宅で着実に進める」という現代型の就労支援を体現しています。
特色:株式会社manaby(本社:仙台市、東京本部:中央区日本橋茅場町)が運営する就労移行支援。TOKYO PRO Marketに2022年4月上場した上場企業。「Word」「Excel」だけでなく「Photoshop」「HTML/CSS」「プログラミング」など多彩なITスキルを在宅で学べる仕組みが特徴です。半年〜1年で就職する利用者が多く、独自のeラーニング教材で自分のペースで進められます。
年齢層・利用者プロフィール:20代〜40代の精神障害・発達障害の方が中心。「過去に集団プログラム型の事業所で挫折した」「対人関係の負荷を最小限にしたい」という方が多く通っています。
口コミより:秋葉原事業所の利用者は「中がとてもキレイで雰囲気良かったです」(★5)と環境面を評価。Google口コミは★4.1(132件平均)で安定した評価を獲得しています。「動画教材中心で自学自習スタイル」が合うかが選択の分岐点。
3つの強み:
- 定着率96%(公式):在宅×通所のハイブリッド型が定着につながる
- 累計就職700名以上:時短・在宅勤務の就職実績が豊富
- ダイアローグ重視の個別支援:1対1の面談で自分のペース確保
向いている人:体調に波がある方、集団プログラムが苦手な方、IT・Webスキルを在宅で学びたい方、対人関係の負荷を最小限にしたい方。
他の事業所が向いている人:「仲間と一緒にモチベーションを保ちたい」「対面のフィードバックを重視したい」という方は、通所メインの事業所(ココルポート・ミラトレ等)のほうが合います。
東京の拠点(4拠点):manaby駒込駅前事業所(豊島区・JR山手線駒込駅徒歩1分)/manaby秋葉原事業所(台東区上野3-3-4・JR秋葉原駅徒歩8分)/manaby府中駅前事業所(府中市・京王線府中駅徒歩2分)/もう1拠点。最新情報はmanaby公式サイトでご確認ください。
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7位 エンラボカレッジ蒲田|自立訓練・社会人経験ゼロから始められる
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メガネ君の所感:「いきなり就労移行は怖い」「働いた経験がほぼない」「20代前半で社会との接点が少ない」という方に、私が現場経験から最も推したいのがエンラボカレッジ蒲田です。これは就労移行ではなく自立訓練(生活訓練)という位置づけですが、「就労移行に行く前の準備期間」として2年使い、その後また就労移行で2年使う「4年プラン」が組める、人生戦略上の最強の選択肢です。
特色:株式会社エンラボが運営する全国7拠点(東京・神奈川・大阪・宮崎)の自立訓練(生活訓練)事業所。プログラムは8カテゴリ・300種類以上のワークがあり、コミュニケーション・自己理解・対人関係・体調管理など、就職前に身につけたい基礎力を網羅できます。利用者の9割以上が利用料無料、満足度95%という数字は業界でも突出しています。蒲田はJR蒲田駅東口徒歩1分・京急蒲田駅徒歩8分という最強立地。
年齢層・利用者プロフィール:18〜30代の発達凸凹層(ASD・ADHD・知的障害グレーゾーン等)が中心。「大学・専門卒だが社会人経験なし」「過去に就労移行で挫折した」という方が多いです。
口コミより:蒲田の利用者からは「雰囲気はいい。凄く落ち着きます。講義もタメになる」(★3)という声。Google口コミは★4.26(43件平均)と良好。「強制感がなく、自分のペースで進められる」雰囲気が、過去に集団訓練で挫折した方の再起の場になっています。
3つの強み:
- 満足度95%・プログラム300種以上:幅広い領域を体験できる
- 9割以上が利用料無料:経済的負担を最小限にして始められる
- 「2年自立訓練→2年就労移行」の4年プランが組める:長期戦略で確実に就職を目指せる
向いている人:社会人経験がほぼない方、過去に就労移行で挫折した方、コミュニケーションや生活リズムから整えたい方、就職を急がず2年かけて土台作りしたい方。
他の事業所が向いている人:「すぐに就職したい」「収入を得る必要がある」という方は、就労移行支援(ココルポート・ミラトレ等)に直接通うほうが早道です。
東京の拠点(1拠点):エンラボカレッジ蒲田(JR蒲田駅東口徒歩1分・京急蒲田駅徒歩8分)。蒲田駅周辺に複数路線が通る好立地です。
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8位 LITALICOワークス|累計就職18,000名以上の業界最大手

メガネ君の所感:「迷ったらまず見学しておくべき」と現場視点で勧められるのがLITALICOワークスです。累計就職者数18,000名以上(2026年2月時点)は業界最多級で、東京だけで24拠点という展開規模も他社を圧倒します。前職時代に私もLITALICOで運営に携わった経験があるので、内側の組織体制も理解しています。スタッフの研修体制が業界トップクラスで、「どの拠点でも一定品質の支援が受けられる」標準化が徹底されています。
特色:株式会社LITALICO(東証プライム上場・従業員5,075名・2024年度売上332億1,400万円)が運営する全国158拠点の業界最大手就労移行支援。2008年サービス開始以来、200種以上のプログラムと4,500以上の企業実習先ネットワークを構築。生活リズムを整える段階から本格的な就活まで、段階的にステップアップできる構造設計になっています。
年齢層・利用者プロフィール:20代〜50代と幅広く、精神・発達・身体・知的・難病すべての障害種別に対応。利用者層が最も広いのが特徴です。
口コミより:利用者からは「自分のペースで通所でき体調の波を小さくしていけます」と評価。利用者満足度92%という数字は、規模の大きさを考えると驚異的な水準です。一方で「拠点によってスタッフの質に差がある」という声も。これは大手の宿命。
3つの強み:
- 累計就職者数18,000名以上(業界最多級):支援ノウハウの蓄積量が圧倒的
- 東京24拠点で最も近い拠点が見つかる:23区・多摩エリアを完全網羅
- 4,500以上の企業実習先:大手・中小・専門職まで幅広い実習機会
向いている人:近場の拠点を最優先したい方、大手の安心感を求める方、幅広い障害種別に対応している事業所を探している方、企業実習を多く経験したい方。
他の事業所が向いている人:「専門特化型のきめ細かい支援が欲しい」という方は、Neuro Diveやキズキビジネスカレッジなどのほうが満足度が高くなります。
東京の拠点(24拠点):23区内18拠点(中目黒/新宿南口/秋葉原/水道橋/新橋/高田馬場/高田馬場戸山口/新宿三丁目/大塚/五反田/蒲田/錦糸町/赤羽/日暮里/葛西駅前/板橋/亀有/新小岩)、23区外6拠点(三鷹/立川/立川北/八王子/京王八王子/府中)。詳細はLITALICOワークス公式サイトでご確認ください。
9位 ウェルビー|累計5,800名以上・プログラムバランス型

メガネ君の所感:ウェルビーは「業界第2位の規模」というイメージで認知されている事業所です。LITALICOワークスと並ぶ大手で、特徴的なのは「オフィスワークシミュレーション」というプログラム。実際の職場を再現した環境でロールプレイ形式の訓練ができ、未経験の業務でも段階的にステップアップできる設計が秀逸です。
特色:ウェルビー株式会社(本社:東京都中央区銀座、2011年創業)が運営する全国103〜108拠点の総合型就労移行支援。プログラムは「パソコン訓練(WIT)」「ベーシックトレーニング」「オフィスワークシミュレーション」の3本柱。eラーニングを使ったITスキル訓練と、実践的な軽作業訓練を組み合わせた構成で、事務職・軽作業職への就職を目指す方に強い事業所です。
年齢層・利用者プロフィール:20代〜50代の精神・発達・身体障害の方が中心。社会人経験者の比率が高く、「再就職したい」というニーズに応える事業所です。
口コミより:横須賀中央駅前センター利用者からは「毎日通うのが楽しかった。とにかく雰囲気が良い」(★5)という声。一方で「拠点によってスタッフの質にばらつきがある」という声もあり、必ず見学してから判断することをおすすめします。
3つの強み:
- 累計就職者5,800名以上:14年の実績ノウハウ
- 半年定着率91.5%(2023年10月-2024年9月実績):就職後のアフターフォロー充実
- オフィスワークシミュレーション:実践的な擬似職場体験
向いている人:事務職・軽作業職を目指す方、実践的な擬似職場体験をしたい方、大手の安心感を求める方。
他の事業所が向いている人:専門スキル習得を最優先したい方は、キズキビジネスカレッジやNeuro Diveのほうが向いています。
東京の拠点(11拠点):秋葉原・三鷹・北千住・錦糸町・池袋・渋谷・荻窪・蒲田・町田・八王子・府中。23区+多摩エリアをカバー。
10位 ディーキャリア|発達障害特化・就職時平均給与19.7万円

メガネ君の所感:大人の発達障害(ASD・ADHD)に特化した事業所として、ディーキャリアは独自のポジションを築いています。「ライフスキル」「ワークスキル」「リクルート」という3コース制で、自己理解→職業準備→就活という流れが明確です。「ディーキャリアITエキスパート」というIT・Web専門職特化型のサブブランドも展開しており、東京は最も拠点数が多いエリアです。
特色:株式会社ハッピーテラスが運営する全国90事業所以上(2025年4月時点)の発達障害特化型就労移行支援。直営とフランチャイズ加盟が混在しており、拠点ごとに雰囲気が異なる点に注意が必要です。発達障害の特性理解を深める独自プログラムが評価されています。
年齢層・利用者プロフィール:20代〜30代の発達障害(ASD・ADHD)の方が中心。「過去に診断を受けたが対処法がわからない」「特性を活かせる仕事が見つからない」という方が多いです。
口コミより:ITエキスパート八王子の利用者は「支援員さんも利用者さんも私の人間性を否定しない」(★5)と評価。発達障害特性への理解の深さが、利用者の安心感につながっています。
3つの強み:
- 就職後職場定着率95.0%(2023年度):発達障害特化のマッチング精度の高さ
- 就職時平均給与19.7万円:キャリア志向の方も納得の水準
- 3コース制:自己理解→スキル→就活の段階設計が明快
向いている人:発達障害の特性に合わせた支援が欲しい方、IT・Web専門職を目指す方(ITエキスパート系)、給与水準を重視する方。
他の事業所が向いている人:精神障害(うつ・適応障害等)の支援を求める方は、リヴァトレやatGPジョブトレうつ症状コースのほうが専門性が高いです。
東京の拠点(13拠点以上):秋葉原駅前/池袋/府中/八王子/立川/平井/足立梅島/ITエキスパート田町/ITエキスパート八王子/ITエキスパート中野/ITエキスパート立川/ワーク国立など。最新情報は公式サイトでご確認ください。
11位 Kaien|発達障害特化・独自求人200件以上

メガネ君の所感:Kaienは2009年創業で、発達障害支援領域では老舗の事業所です。スタッフの約4割がエンジニア出身者という独特の人材構成で、IT分野の支援に強みがあります。連携企業200社以上から独自求人を200件以上保有しており、Kaien経由でしか出会えない求人があるのは大きな差別化要素です。就労定着支援が3年半と業界最長クラスである点も心強い。
特色:株式会社Kaienが運営する全国約15拠点の発達障害・精神障害特化型就労移行支援。エンジニア出身スタッフが約4割を占める独特の組織で、IT技術者・経理事務・職人的作業など専門職への就職実績が豊富。グレーゾーン(診断なし)の方も対応している点も特徴です。
年齢層・利用者プロフィール:20代〜40代の発達障害(ADHD・ASD・LD等)・精神障害の方が中心。「グレーゾーンで診断は受けていないが特性に困っている」という方も受け入れています。
口コミより:秋葉原拠点には「支援員は高圧的態度の人が多い」(★1)という辛口の声もあります。一方で「就職実績は確かにある」という評価もあり、相性が大きく分かれる事業所です。必ず見学・体験してから判断してください。
3つの強み:
- 累計就職2,000人以上・1事業所平均年間就職15名以上:発達障害特化の実績
- 独自求人200件以上・連携企業200社以上:Kaienでしか出会えない求人
- 就労定着支援3年半:業界最長級のアフターサポート
向いている人:発達障害の特性を強みに転換したい方、IT分野での就職を視野に入れる方、グレーゾーンでも支援を受けたい方、就職後の長期サポートを重視する方。
他の事業所が向いている人:「もう少し緩やかな雰囲気で通いたい」「集団でなく個別重視」という方は、manabyやキズキビジネスカレッジのほうが合う可能性があります。
東京の拠点(11拠点):就労移行8拠点(秋葉原/秋葉原サテライト/代々木/新宿/池袋/千歳烏山/立川/八王子)+自立訓練3拠点(上野/市ヶ谷/立川)。多彩なサービスを組み合わせて利用できる設計です。
12位 リヴァトレ|うつ復職特化・累計1,900名以上の実績

メガネ君の所感:うつ病・適応障害・双極性障害から復職したい方にとって、リヴァトレは数少ない「復職特化」の選択肢です。一般的な就労移行支援は「新規就職」を主目的としますが、リヴァトレは「現職への復帰」「再就職後の安定」を主軸に置いた設計。公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士・産業カウンセラー・社労士・キャリアコンサルタントといった専門資格保有者が在籍する厚みは他社と一線を画します。
特色:株式会社リヴァ(2010年8月設立)が運営する東京・仙台・大阪に展開する社会復帰支援サービス。創業14年で累計1,900名以上の復職をサポート(2026年2月時点)。週2日からの通所で集団認知行動療法やストレス対処プログラムを受けられます。3〜6ヶ月で復帰するケースが多く、復職後の定着支援も手厚い構成。
年齢層・利用者プロフィール:30代〜50代の社会人経験者が中心。「うつで休職中だが復職したい」「再発が怖くて踏み切れない」というニーズが大半です。
口コミより:公式の体験談では「リヴァトレに通いスモールステップを踏むことで前向きに社会復帰できた」と高評価。再発予防プログラムや認知行動療法など、医学的根拠のあるアプローチが特徴です。
3つの強み:
- 累計1,900名以上の復職実績:14年蓄積された復職特化ノウハウ
- 多職種専門家在籍:公認心理師・産業カウンセラー・社労士など7資格保有者
- 復職後の定着支援:再発予防プログラムで「働き続ける力」を養う
向いている人:うつ・適応障害から復職したい方、再発予防に重点を置きたい方、医学的根拠のあるプログラムを求める方、職場での合理的配慮を整えたい方。
他の事業所が向いている人:「復職ではなく転職したい」という方は、atGPジョブトレやミラトレなどの新規就職向け事業所のほうが向いています。
東京の拠点(4拠点):リヴァトレ高田馬場/リヴァトレ御茶ノ水/リヴァトレ市ヶ谷/リヴァトレ品川。「双極はたらくチャレンジ東京」も併設しています。
13位 dodaチャレンジ|障害者向け転職エージェントNo.1

メガネ君の所感:dodaチャレンジは就労移行支援ではなく、障害者向けの転職エージェントです。「就労移行支援を卒業した方」「すでに就労していて転職したい方」「就労移行に通うほどではないが就職をサポートしてほしい方」に最適なサービスです。ミラトレ・Neuro Diveを運営するパーソルダイバースが手がけているため、就労移行から直接連携で求人紹介を受けられる設計が秀逸。
特色:パーソルダイバース株式会社が運営する「障害者転職・就職支援サービスNo.1」の転職エージェント。専任のキャリアアドバイザーが、希望や障害特性に合わせた求人を紹介。ミラトレや Neuro Dive在籍中も並行利用が可能です。
強み:(1)業界トップクラスの求人数 (2)大手・優良企業との太いパイプ (3)就職活動の伴走支援(書類添削・面接対策)
向いている人:就労移行支援に通うほどではないが就職サポートを受けたい方、転職を検討中の現職者、就労移行を卒業した後の選択肢を増やしたい方。
【独自視点】エンラボカレッジ「2年自立訓練→2年就労移行」の4年プラン
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結論から言います。「働いた経験がほぼない20代」「過去に就労移行で挫折した方」「社会との接点が少ない発達凸凹層」にとって、エンラボカレッジ蒲田の自立訓練(2年)を起点にして、その後就労移行支援(2年)につなげる「4年プラン」は、最強の人生戦略です。このプランは、私が20年現場でやってきて「こういうケースで成功率が一番高い」と確信している組み合わせです。
なぜ「4年プラン」が機能するのか
就労移行支援の最長利用期間は2年です。働いた経験がほぼない方が、いきなり「2年で就職する前提」のプログラムに入ると、「就活しなきゃ」というプレッシャーで体調を崩したり、自分の本当の課題と向き合う時間が取れなかったりします。結果、就労移行を1年で退所→ブランクが空く→再度通うが2年制限の残期間が少ない、という悪循環に陥るケースを何度も見てきました。
一方、自立訓練(生活訓練)は「日常生活の自立」を目的とした制度で、就労移行とは別枠で2年使えます。エンラボカレッジ蒲田で2年かけて自己理解・コミュニケーション・体調管理の土台を作ってから、就労移行(ココルポートやLITALICOワークス、ミラトレ等)で2年かけて就活する。これで合計4年、計画的に人生戦略を立てられます。
| 段階 | サービス | 期間 | 主目的 |
|---|---|---|---|
| 第1段階 | 自立訓練(生活訓練)/エンラボカレッジ蒲田 | 最大2年 | 自己理解・コミュニケーション・体調管理の土台作り |
| 第2段階 | 就労移行支援/ココルポート・LITALICOワークス・ミラトレ等 | 最大2年 | 就職活動・スキル習得・企業実習 |
| 合計 | 最大4年 | 確実に長期安定就労を目指す |
「4年も時間をかけるのは長い」と感じるかもしれませんが、就職してから5年・10年と働き続けることを考えれば、土台作りに2年使う価値は十分にあります。むしろ「焦って就労移行に入って1年で退所」のほうが、長期で見ると遠回りです。
4年プランが向いている人:大学・専門卒だが社会人経験がない、20代前半でこれから人生を組み立てたい、過去に就労移行で挫折した、コミュニケーションや生活リズムから根本的に整えたい、というニーズに当てはまる方。エンラボカレッジ蒲田の見学申し込みから始めるのが第一歩です。
東京・神奈川エリアからもアクセス可能|関連エリア記事
東京の事業所が遠い、または満員で入れない、という方は、隣接エリアの事業所も視野に入れてください。東京都の境界を一歩越えるだけで、選択肢がグッと広がります。特に神奈川エリアは東京通勤圏で、川崎・横浜エリアの事業所も実用的な選択肢です。
- 関内駅エリア:横浜の中心部。JR・地下鉄でアクセス良好
- 新横浜駅エリア:東海道新幹線停車駅。多摩エリアからも通いやすい
- 藤沢駅エリア:湘南地区。鎌倉方面からのアクセスも便利
- 川崎駅エリア:JR・京急・東急が交差。蒲田から1駅で到達
- 武蔵小杉駅エリア:JR南武線・横須賀線・東急。都心アクセス抜群
各エリアごとに、おすすめ事業所と最寄り徒歩分数を詳しくまとめた記事を準備しています。「東京の事業所では合わなかった」「自宅から東京の事業所までが遠い」という方は、こちらの記事も参考にしてください。
東京で就労移行支援を選ぶ7つのチェックポイント
20年現場でやってきた経験から、東京で事業所を選ぶ際の7つのチェックポイントを伝えます。このチェックリストを使えば、表面的な評判やランキングに惑わされず、自分に合う事業所を見極められます。
- ① 通所時間が片道45分以内に収まるか:「45分」は体感のラインです。これを超えると通所負担で休みがちになります
- ② 体調が悪い日も通えるか:駅から雨に濡れずに行ける、エレベーターがある、といった細部が重要です
- ③ プログラム内容が自分の目標と合致するか:事務職志望なのにIT特化型に通うのはミスマッチです
- ④ 求人数・実績の数字が公式公開されているか:数字を出していない事業所は要注意です
- ⑤ スタッフが自分の障害特性を理解できているか:見学時に質問してみて反応を確認してください
- ⑥ 利用者の年齢層・属性が自分と近いか:浮いた状態で通うのはストレスになります
- ⑦ 体験利用で実際の雰囲気を確認できたか:見学だけで決めず、必ず体験利用してください
このうち「⑦体験利用」は特に重要です。事業所のホームページや口コミからは見えない「現場の空気感」「スタッフの実際の対応」「利用者の雰囲気」は、体験してみないとわかりません。最低でも3社は体験してから決めるのが、20年現場で見てきた「成功する選び方」の鉄則です。
東京で事業所選びで失敗する5つのパターン
逆に、現場で見てきた「失敗パターン」も整理しておきます。このパターンに陥っている方は、今すぐ立ち止まって考え直してください。早めに気づけば、選び直しは可能です。
失敗パターン①:ランキング1位だけで選ぶ
「業界1位の事業所だから安心」と思って選ぶと、自分のタイプと合わずに退所するケースが多発します。ランキングは「平均的な評価」であって、「あなたに合う」かどうかは別の話です。
失敗パターン②:近所だからという理由だけで決める
「近いから」だけで選ぶと、プログラムが自分の目標と合わずに就職に至らないことがあります。通所のしやすさは大事ですが、それだけでは不十分です。
失敗パターン③:見学だけで決める
見学では事業所の「ベストな状態」しか見えません。実際に体験して、利用者の様子・スタッフのリアルな対応・プログラムの肌感覚を確認してください。
失敗パターン④:友達や家族の言葉だけで決める
「あの事業所が良かった」という他人の声は参考にしかなりません。同じ事業所でも、人によって合う・合わないが正反対になることが普通です。
失敗パターン⑤:1社だけで決めてしまう
最初に見学した事業所が「悪くなかった」程度の感触で契約してしまうケース。比較対象がないと、それが本当に自分に合っているか判断できません。最低3社は体験してから決めてください。
就労移行支援の制度面|利用前に知っておくべきこと
就労移行支援は障害者総合支援法に基づく公的サービスです。制度面の基本を理解していないと、「思っていたのと違った」というミスマッチが起きます。最低限知っておくべき3つのポイントを整理します。
- 利用期間:原則最長2年。延長申請は自治体判断で可能な場合あり
- 利用料金:前年度の世帯収入により決定。9割前後の方が自己負担0円で利用
- 受給者証:お住まいの市区町村に申請。発行に1〜2ヶ月かかる場合あり
- アルバイト:原則できないが、自治体や事業所によって個別判断のケースあり
- 障害者手帳:必須ではない。診断書や自立支援医療受給者証で代替可能な場合も
受給者証の申請は、お住まいの市区町村の障害福祉課に相談してください。事業所によっては申請のサポートをしてくれるので、見学時に相談してみるのがスムーズです。
就労移行支援の申込ステップ(5段階)
申し込みから利用開始までの基本フローを整理します。このステップを意識しておくと、スムーズに利用開始までたどり着けます。
- 事業所を3社程度ピックアップ:この記事のマッピング表や比較表を参考に
- 各事業所に資料請求・見学予約:公式サイトのフォームから無料で申込可能
- 見学・体験利用:雰囲気・スタッフ・プログラム内容を直接確認
- 受給者証の申請:お住まいの自治体の障害福祉課に申請(1〜2ヶ月)
- 利用契約・通所開始:受給者証発行後、契約して通所開始
受給者証の発行に時間がかかるため、「気になる事業所が決まったらすぐに申請」が鉄則です。発行を待っている間に体験利用を進めておけば、時間を有効に使えます。
東京の就労移行支援に関するFAQ
Q1. 障害者手帳がなくても利用できますか?
はい、可能なケースがあります。障害福祉サービス受給者証があれば利用でき、申請には主治医の診断書や意見書が必要になる場合があります。事業所によって対応が異なるので、見学時に確認してください。
Q2. 利用料金はいくらかかりますか?
前年度の世帯収入によって決まります。9割前後の方が自己負担0円で利用しています。世帯収入が概ね600万円以下の場合は月額0円、それを超える場合でも月額9,300円〜37,200円が上限です。
Q3. 在職中でも利用できますか?
原則として在職中の利用はできません。退職後または休職中の利用が一般的です。ただし自治体や事業所により例外的な対応があるケースもありますので、個別に相談してください。
Q4. 何社くらい見学・体験すればいいですか?
最低3社、できれば5社程度の見学・体験をおすすめします。比較対象がないと、自分に合うかの判断が難しいためです。東京は事業所数が多いので、複数社を比較する余裕があります。
Q5. 在宅で利用することはできますか?
事業所と自治体の許可があれば在宅訓練が可能なケースがあります。manabyのように在宅訓練を主軸にしている事業所もあります。「通所が難しい」という方は、在宅対応事業所を選ぶといいでしょう。
Q6. 就職できなかった場合、どうなりますか?
2年間の利用期間が終了しても就職できなかった場合、自治体判断で延長が認められるケースがあります。また、別の事業所に移って再度利用することも可能です。何より、就職に至らなくても得られたスキルや経験は次のステップで必ず活きます。
まとめ|東京の就労移行支援、最初の一歩を踏み出そう
東京の就労移行支援は選択肢が多い分、迷いやすいエリアです。でも逆に言えば、必ず自分に合う事業所が見つかる土地でもあります。この記事でまとめた「目的別マッピング」「エリア別MAP」「13社比較」「7つのチェックポイント」「失敗パターン5つ」を活用して、自分に合う事業所を絞り込んでください。
20年現場でやってきた立場から最後に伝えたいのは、「完璧な事業所」は存在しませんということです。どの事業所にも合う・合わないがあり、利用者一人ひとりとの相性で結果が決まります。だからこそ、複数社を見学・体験して比較することが何より重要です。今すぐできる第一歩は、気になった事業所の資料請求から始めることです。
就労移行支援を卒業してからの転職活動には、dodaチャレンジのような障害者向け転職エージェントを並行活用するのがおすすめです。求人の幅が広がり、自分の市場価値も客観的に把握できます。
